XI本部 クラウドイノベーションセンター所属、2年目の米田です。
この度、2026 Japan All AWS Certifications Engineers クライテリア の応募基準を満たしました。約1年間(厳密には1年1か月)という比較的短期間で全冠でき、資格取得のための学習でかなりクラウドへの理解が深まったと感じております。
今回は、クラウド初心者(ひいてはIT初心者)が、どのようにしてAWS資格を全冠得を進めたかなどを紹介できればと思います!
これからAWS資格に挑戦する人や、「何から取ればいいかわからない」「モチベーションが続かない」という人の参考になれば嬉しいです。
(同様に新卒1年目で条件を満たした大岡さんのブログも合わせてご覧ください!1年目で全冠を達成されたのはすごいですね、、!全冠を目指されたきっかけや思いが綴られておりますのでぜひ。)
https://tech.dentsusoken.com/entry/2025/12/23/%E3%80%90AWS%E8%B3%87%E6%A0%BC%E3%80%91%E6%96%B0%E5%8D%921%E5%B9%B4%E7%9B%AE%E3%81%8CAWS%E8%B3%87%E6%A0%BC%E3%82%92%E5%85%A8%E5%86%A0%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%A7%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94
はじめに
他の方のブログでも紹介していただいていますが、そもそも 「2026 Japan All AWS Certifications Engineers」 とは、AWS Partner Network(APN)に参加している会社に所属し、2026年度のクライテリアで定義されたAWS認定資格をすべて保持している AWSエンジニアを対象とした 表彰プログラム です。
2026年度のクライテリアでは、以下のAWS認定資格を すべて有効な状態で保持していること が条件です。
資格は申し込み時点で有効であり、2026年4月30日までに有効期限が切れないことが応募要件となっています(うっかり失効しそう)。
| レベル | 必須資格 |
|---|---|
| Foundational | AWS Certified Cloud Practitioner |
| Foundational | AWS Certified AI Practitioner |
| Associate | AWS Certified Solutions Architect – Associate |
| Associate | AWS Certified SysOps Administrator – Associate または AWS Certified CloudOps Engineer – Associate |
| Associate | AWS Certified Developer – Associate |
| Associate | AWS Certified Data Engineer – Associate |
| Associate | AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate |
| Professional | AWS Certified Solutions Architect – Professional |
| Professional | AWS Certified DevOps Engineer – Professional |
| Specialty | AWS Certified Security – Specialty |
| Specialty | AWS Certified Machine Learning – Specialty または AWS Certified Generative AI Developer – Professional |
| Specialty | AWS Certified Advanced Networking – Specialty |
なお「SysOps Administrator – Associate」か「CloudOps Engineer – Associate」のどちらか1つの取得でもOKです。
AWS Certified Machine Learning – Specialty は 2026年3月31日をもって受験終了予定 ですが、取得していない場合は AWS Certified Generative AI Developer – Professional を取得することでクライテリアを満たすことができます。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/2026-japan-all-aws-certifications-engineers-criteria/
受験してみた感想ですが、SysOps Administrator – Associate と CloudOps Engineer – Associate にそこまで大きな差は感じられませんでした。最近アップデートがあった資格なだけあって身構えていましたが、これまで対象範囲でなかったECSやEKS、そしてCDKについて簡単に対策していけば、十分に合格できるかと思います。
ロードマップ
気になる取得までのロードマップですが、私は以下のような間隔と順番で資格取得いたしました。
| 資格 | レベル | 取得時期 |
|---|---|---|
| AWS Certified Cloud Practitioner | Foundational | 2024年12月 |
| AWS Certified Solutions Architect – Associate | Associate | 2025年1月 |
| AWS Certified Solutions Architect – Professional | Professional | 2025年3月 |
| AWS Certified Security – Specialty | Specialty | 2025年5月 |
| AWS Certified Advanced Networking – Specialty | Specialty | 2025年7月 |
| AWS Certified AI Practitioner | Foundational | 2025年8月 |
| AWS Certified Machine Learning – Specialty | Specialty | 2025年9月 |
| AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate | Associate | 2025年10月 |
| AWS Certified Data Engineer – Associate | Associate | 2025年11月 |
| AWS Certified Developer – Associate | Associate | 2025年12月 |
| AWS Certified DevOps Engineer – Professional | Professional | 2026年1月 |
| AWS Certified CloudOps Engineer – Associate | Associate | 2026年1月 |
こちらも感想になりますが、やはりAWSに慣れてない最初は「受かりそう!」と思えるまで時間がかかりました。(特にSAP合格までは聞き慣れないサービスばかりで本当に苦労しました……)。
ただ、学習を続けていくうちに少しずつ理解が積み重なり、実際に受験してみると 「意外と受かるな」という感覚も持てるようになりました。
特に後半は、AWSのサービス全体像や設計思想への理解が深まってきたことで、問題文を読んだ瞬間に「何を問われているのか」が掴める場面が増え、試験への心理的なハードルもかなり下がったように思います。
ただ落ちると2週間は再受験できないので、適当に受けるのではなく、しっかりと準備をしてから挑むことも大事ですね。
進め方
資格取得までの進め方についてですが、基本的には多くの方のブログで紹介されているとおり、オンライン問題集や教材を中心に学習していました。
これはあくまで個人的な学習スタイルですが、Udemyなどの動画講座を「視聴する」よりも、自分で実際に手を動かして調べたり、検証したりする方が圧倒的に理解が深まると感じました。実際にAWS環境を触りながらサービスの挙動を確認し、設定を試して失敗し、なぜそうなるのかを調べる、みたいなプロセスを繰り返すことで、知識が単なる暗記ではなく、実感を伴った理解として身についていったと思います。
ただ一方で、自分の知らないサービスを知るきっかけを得る、AWSのベストプラクティスを体系的に学ぶ、という意味では、動画講座や解説コンテンツをチェックする方法も非常に有効だと感じています。インプット(講座)とアウトプット(実践)をバランスよく組み合わせることが、結果的に一番の近道かと。
AIの活用
分からない内容が出てきた際にネット検索で調査するのも良いですが、個人的には近年発展したAIに頼ってみるのも有効だと思います。
2025年になっていろいろ出てきたAWSのMCPサーバについてご存じでしょうか。MCP(Model Context Protocol)は、LLMアプリケーションとAWSサービスやリソースを接続するための標準化されたプロトコルです。こちらはユースケースに応じてAWS環境の構築・運用・トラブルシューティングなど、様々なシーンで活用できる強力なツールになります。普段は開発などで使用しますが、たまに資格勉強でも利用していました。
https://awslabs.github.io/mcp/servers/
利用方法についてはいろいろブログで記載されているので割愛しますが、例えば以下のようなMCPサーバは使ってみても良いかなと思います。
AWS公式ドキュメントをリアルタイムで検索・参照してくれるMCPサーバーです。
常に最新の情報をもとに回答してくれるため、特に最近アップデートされた資格や新サービス周りを調べる際に非常に有効だと感じました。
CloudFormation や AWS CDK、Terraform などの Infrastructure as Code(IaC) に関する設計・記述を支援してくれるMCPサーバーです。
リソース定義の書き方を調べたり、テンプレートのレビューをしたりする用途に向いており、「この構成をコードでどう書けばよいか?」といった疑問を解消するのに役立ちます。実務でIaCを触っている人はもちろん、SAP や DOP など設計系試験の理解を深める用途でも使えると感じました。
リアルタイムのAWS料金情報にアクセスし、コスト分析を行ってくれるMCPサーバーです。
個人的には使用頻度はそこまで高くありませんでしたが、AWS資格の試験では「コスト最適化」の観点でベストプラクティスを問われることが多いため、ケースによっては十分活用できるツールだと思い、紹介しています。
AWSの公式サイトやブログなどを調べて理解を深めてもらっても良いですが、一旦概要を知りたい際や、調べ方がわからない場合には上記MCPサーバなどを活用して一旦AIに投げてしまっても良いですね!
まとめ
改めて、AWS資格を全冠し、「2026 Japan All AWS Certifications Engineers」の応募クライテリアを満たすことができました。
もちろん資格取得そのものも目標のひとつでしたが、それ以上に、学習を通してクラウド全体への理解が深まり、自信を持ってAWSに向き合えるようになったことが何より大きな成果だったと感じています。
なお、All Certs を達成すると、AWS Summit Japan で表彰されるようで、年によっては副賞として景品がもらえることもあるようです。
クラウドに少しでも興味がある方であれば、ぜひ一度、AWS資格へのチャレンジ、そして全冠を目標にしてみてほしいと思います。
(来年も全冠維持します...)
執筆:@yoneda.kosuke
レビュー:@miyazawa.hibiki
(Shodoで執筆されました)



