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SIerで自社製品導入をする新卒5年目(※IT経験なし)の働き方と今感じること~ちょこっと就活の話も添えて~

こんにちは!グループ経営ソリューション(GMS)事業部5年目の川島です。現在は自社製品Ci*Xの導入やセールス支援をしています。
この記事では私のやっている仕事の内容や職場の雰囲気について、また、今学生で今後ISIDを目指す方向けに就活のお話も少しできればと思います。

本記事を通して私の仕事を知ってもらえたり、IT経験のない方でIT企業を目指す方に少しでも勇気を持ってもらえたりしたらうれしいです。

自己紹介

まずは簡単に、自己紹介を。

1. 年次
新卒で2019年にISIDに入社し、2023年1月で5年目になりました。

2. ISIDの入社のきめて
最初は大学の同級生に「ISIDのインターンが面白かった!」と言われ、その場の勢いでエントリーしました。
(採用面接でも何を思ったか正直に↑を伝えました。笑っていただけて安心した記憶が・・・)
・面接が楽しく、自分らしくいられたこと
・入社を悩んでいるときに会わせていただいた先輩社員が全員素敵だったこと
を決め手に入社を決意しました。

3. 大学の専攻
大学、大学院と数学科に所属し、素数周りの研究をしていました。IT経験はありませんでした。
余談ですが:数学科の人ならわかると思いますが、TeXをプログラミングだと思っていたレベルです。

4. ISID内の所属
グループ経営ソリューション事業部(会計のシステムを扱う事業部です)に所属しています。
配属から部署は変わっていません。

どんな環境でどんな仕事をしているの?

QA形式で私の仕事を紹介します。

Q1:なんの仕事をしているのですか?
「Ci*X」という自社会計システムの導入やセールス支援の仕事をしています。

Q2:「導入」とは?「セールス支援」とは何ですか?
同じ事業部所属の後輩、安田さんの記事にわかりやすくまとめてあるので割愛します!
導入/セールスする製品は違いますが、やっていることはほぼ同じです。
安田さんの記事はこちら>新卒3年目社員の働き方紹介(GMS事業部)

Q3:「Ci*X」とは何ですか?
サイクロスと読みます。サイクロスシリーズはISIDが作った会計システムです。
シリーズとしては「Ci*X Expense」という経費精算システムを皮切りに、「Journalizer」(仕訳エンジン)、「Workflow」(汎用ワークフロー)、「Financials」(グループ統合会計システム)が続々とリリースされています。

Q4:「Ci*X」の魅力って何ですか?
たくさんありますが、代表すると下記の2点です。
・使いやすさ(UIにこだわっています)
・他システムとの連携のしやすさ(Journalizerを利用することで他システムへの柔軟な連携を実現します)
ぜひCi*Xのホームページも見ていただきたいです!

Q5:プログラミングしていますか?
プログラミングはしませんが、読むことはあります。
製品の仕様確認のためにJAVASQLを読むこともあるので、知っておくことに損はありません。
(私は研修&配属後の勉強で知識を付けました)

Q6:どんな人と仕事をしているのですか?
私の所属する導入グループは20名いて、年次や新卒or中途入社もバラバラです。
(ちょっと特徴的なのは、このグループには女性のほうが多い!ということですかね)

Q7:1日の仕事の流れはどんな感じですか?
打合せと作業を交互に繰り返します。
入社してすぐは作業のほうが多かったですが、今はどの案件でもリーダー以上の役割が多いため、打合せ多めです。
1日の過ごし方例

Q8:在宅勤務は多いですか?
多いです。
今はOJTリーダーとして新人の教育担当をしており、1年目の後輩とは週1日程度一緒に出社してランチしています。

Q9:教育体制や先輩とのつながりはどんな感じですか?
部署によっても様々ですが、OJT制度はもちろん、私の部署では新任者向けのCi*X Expense/Journalizerの教育コンテンツも用意しています。
また、同部署だけでなく別部署の先輩とも同好会やメンターなどでつながることができるので、仕事やプライベートな相談もできますよ。

やりがいは?

私の仕事のやりがいは大きく2つあります。

①お客様の反応をダイレクトに感じられること
導入後の感想など、お客様からダイレクトに反応をいただけることはとてもうれしいです。
お客様に直接やり取りできる導入の特権です。

②自社製品なので今後よりよくするために社内で直接働きかけられること
ISIDが作っている製品なので、お客様からの意見も元にしながら、製品をよりよくしていく働きかけをできることがうれしいです。
開発を行ったメンバが近くにいるので、実際の開発秘話なども聞けるのはとても楽しいし、愛着が湧きます。

大変なことは?

日々勉強が必要です。
自社の会計システム(私だとCi*X)を導入する上では
①製品知識
②業務知識
の2つの知識を大前提にしています。
導入している製品を知り尽くし、お客様の業務背景を把握しきることで、課題に対して最も適切な解決策を提示できます。

大変な時もありますが、勉強したことを活用して、顧客課題に対してベストな解決策を提案できてお客様に喜んでいただけたときはこの上なく達成感を感じます。

システム「導入」にはどんな人が向いているのか?

丸4年働いて、私の考える導入に向いている人の特徴は下記4つだと思います。

①チームで仕事をするのが好きな人
チームの大小はありますが、導入はチームプレイです。必ずお客様や社内のメンバで案件を進めるので、1人で何かをするだけではありません。人と一緒に何かをすることが好きな人は楽しいと思います。

②人のために何かしたい!と思える人
導入はお客様企業の業務効率化を目指す仕事です。
お客様の業務をより効率的にいいものになるようにしたい!という思いをもって取り組んでいます。

③人と話すことが好きな人
導入はとにかくコミュニケーションをとります。
ミーティング、メール、TEAMS・・・ツールはいろいろありますが、課題を「聞き出し」、解決策を「伝える」能力は必須です。

④考えることが好きな人
時にはその場で解決できないような大きな課題に当たることがあります。
状況を整理し、コツコツ解決までたどり着けるように道筋を立てながら進める必要があります。

SIerはIT経験がなくても大丈夫なのか?

IT経験なしで入社した私からQA形式で回答します。

Q1:IT経験がなくても大丈夫ですか?
世の中のどの記事を読んでも「大丈夫」と書いてあるものが多いので、
あえて私からは「"IT"や"課題解決の取り組み"に嫌悪感がないのであれば大丈夫」と伝えます。

私の経験からは、3日や1週間等ちょっと長めの(プログラミングとまではいかなくても)IT企業の課題解決系インターンに行ってみることをお勧めします。
いろいろな資料を読んで頭を悩ませたり、ヒアリングしたりすることが楽しい!と思えるのであればIT企業の仕事は楽しいと思います。
世の中にはたくさんのIT企業がありますので、IT経験の全くない方はぜひ1度インターンに行ってみることをお勧めします!
(もちろんISIDに来ていただけたらうれしいですが!)

Q2:IT経験のある人と差を感じますか?
入社直後の研修の時はIT経験があったり、すでに資格を持っていたりする同期とは差を感じることがありました。
(そういう同期にプログラミングを教えてもらっていました)
ですが、ISIDは研修制度がかなりしっかりしているので、研修が終わるころには実際の業務にあたってあまり引け目を感じないレベルまで知識はついたと思います。

Q3:IT経験がないと就活で不利そう。就活でどういうアピールをしていましたか?
実際に働いてみると、学生時代何をしていたか?なんてあまり気にならないので、個人的にあまり不利ではないと思います。
とはいえ、就活ではそうもいかないと思うので、私は就活で
①ITに興味があること
②自分に素質があること
をアピールしていました。
①はQ1で書いた通りインターン経験を伝え、私はIT企業の仕事を楽しく感じます!とアピールしていました。
②は、数学科でとにかく「論理的に考える」ことを実践していたので、それをアピールしていました。

Q4:大学の時の経験は今の仕事に役に立っていますか?
直接的ではないですが、以下の2つがとても役に立っています。

①論理的思考力
私は素数を勉強していたので、直接的に素数が役に立っているのか?といわれるとそうではないのですが、研究活動を経て得た論理的に物事を考え、解決する力は今でも一番自分の武器だと自負しています。

②教育経験
ずっと数学の先生を目指していたので、人に何か伝えることについては学生時代から塾のアルバイトなどを通して実践をしてきました。(教育実習も行きました)
今の仕事の中でも、講師役をやったり、人に何かを伝えたりする際にこの経験は強く活きています。

さいごに

ISIDは新卒・中途関わらず一緒に働く仲間を募集しています
私の所属する部は、中途社員と新卒社員が半々、女性男性比率も半々、年齢も幅広いです。
いろいろな価値観を持つ方と、同じ目標をもって仕事をすることはとても面白いですよ!

もしこの記事を読んでISIDや私の部署に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひISIDの新卒採用サイトを覗いてみてください。
www.isid.co.jp
(余談ですが:恥ずかしながら私も採用サイトの動画にコッソリ出させていただいております・・・!)

執筆:@kawashima.rei、レビュー:Ishizawa Kento (@kent)
Shodoで執筆されました