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新卒 4 年目クラウド系技術職の働き方紹介

こんにちは、X(クロス)イノベーション本部 クラウドイノベーションセンターの田村です。
普段は Microsoft が提供するクラウドサービスである Azure を活用した案件支援や、研究開発を担当しています。

本記事では、業務内容や 1 週間の過ごし方など、私の主な働き方についてざっくりとご紹介します。
IT 企業への就職を検討されている学生の方や、ISID にご興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。

自己紹介

タイトルにもありますが、2020 年に新卒入社した 4 年目社員です。
入社後に半年間の研修を経て、クラウドイノベーションセンターに配属となりました。
学生時代にクラウドをはじめとした IT 系の 経験がほぼなく、「絶対にクラウドに関する仕事がしたい」といった希望もなかったため意外ではありましたが、何かの縁だろうと仕事を続け今日に至ります。

業務内容

冒頭でご紹介した通り、Microsoft Azure を活用した案件支援と研究開発が主な業務です。
Azure といっても多種多様なサービスがありますが、私の業務では主にデータ分析の領域を扱っています。
具体的に何をしているのかについては、個別でご紹介いたします。

案件支援

近年は IoT やビッグデータなどのワードが普及し、企業においてもデータ分析のニーズが高まっています。
ISID に限らず、データ分析を中心に据えたプロジェクトは数多くありますが、私が参画する支援業務で求められるのは「お客様の抱える様々な潜在・顕在課題や要望に対して、Azure を活用したデータ分析による価値提供を行う」ことです。

実際にいただいたお客様からの要望にはこんなものがあります。

  • 社内に散在している業務データを一元管理できるデータ分析基盤を構築してほしい
  • オフィスビル内の環境情報(温度/湿度/照度/空気状態など)を収集・分析し一目で把握したい
  • オフィスビルのデジタルツインを作成する実証実験(PoC)を実施したい

お客様の要望に応じて作業内容は異なりますが、大まかにはヒアリングを重ねて要件をすり合わせる、Azure および周辺システムの設計・構築を行う、分析結果を可視化するレポート画面の作成をする、といった業務を経験してきました。

現場ではデータ分析に限定しない Azure の幅広いサービスや 他の Microsoft 製品、場合によっては他社ソリューションに対する知識・スキルが要求されるので、クラウドエンジニアという職種としてよい経験が積めていると感じています。

研究開発

Azure のデータ領域におけるアップデート内容の調査検証が中心です。
Azure をはじめとするクラウドサービスは一般的なパッケージ製品と比較してアップデートのスパンが短く、1 週間後には機能・仕様が変更されるというケースもあります。
そのような変化に追いついていくために、チーム内で Azure の新しいサービスや機能を共有し、「将来的に案件支援や社内ソリューションに適用できる見込みがある」と判断したものに対して調査検証を実施しています。

具体的な調査検証の内容については、以前に投稿した記事をご覧ください。

調査検証の結果は下記の観点でまとめ、資料化して社内に展開しています。
また、インターネット上に同様の調査結果が報告されていない場合は、前述したようにこちらのテックブログや Qiita/Twitter で社外発信する場合もあります。

  • どのようなアップデートなのか?
  • できること、できないことは何か?
  • 調査検証時点で考えられる具体的な使用例は何か?
  • 類似・競合サービスとの差別化点は?
  • どのくらいのコストが必要か?

上記の他にも、Azure を活用した社内ソリューション開発、Azure データ分析プロジェクトで要件定義から運用に必要なツールやドキュメントを網羅したテンプレートの作成、データ領域におけるトレンドの調査などを実施してきました。
研究開発の内容に関わらず、ノウハウを蓄積し案件支援に活かしていくというサイクルを大事にしています。

その他

ここまで記載したもの以外にも、経験してきた業務がいくつかあります。

  • 新卒社員向けのシステム開発研究のサポート
  • OJT サポート業務
  • 新規事業開発・提案

ISID は、若い年次でも「やりたい」という仕事をアピールすればチャレンジできる土壌があると感じています。

1 週間の過ごし方

プロジェクトの状況によってまちまちですが、おおよそ下図の通りです。
毎日の始業時に朝会を実施し、チーム内で本日の業務内容と全体のタスク、事務連絡等を共有します。
その後は案件支援や研究開発に関する打ち合わせや個人作業の時間となり、空き時間は自己学習やこういった記事執筆などに充てています。

基本的にテレワークなので終業後は自宅で過ごすことが多いですが、週 1 程度で同期とフットサルをしています。

最後に

X(クロス)イノベーション本部 クラウドイノベーションセンターでは、新卒・キャリア採用問わず共に働いてくれる仲間を探しています。
本記事で紹介した私の働き方や、クラウドを中心とした業務にご興味をお持ちの方は、ぜひ採用ページよりご応募ください。

執筆:@tamura.kohei、レビュー:Ishizawa Kento (@kent)
Shodoで執筆されました