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ISIDに中途入社して1年半経過して感じたこと

こんにちは。X(クロス)イノベーション本部 ソフトウェアデザインセンター の山下です。
入社したのが2021年の10月なのでそろそろ1年と半年くらいが経過しました。
今日は入社までの経緯や、仕事の雰囲気などについてお話出来ればと思います。

会社の雰囲気

自分が受けている印象では、ISIDは会社の雰囲気として意思決定が素早く意見が通りやすいという印象があります。 結果、会議の時間がとても短く大変驚いています。

コロナ禍での入社だったので、基本的にリモートでしか業務に参加していないのですが、皆さん意見をちゃんと言ってくれます。また自分が提案した意見についても真剣に議論して貰えます。

やっている業務内容

担当している業務ですが、社内の開発に関する改善活動全般という感じです。
例えば、CI/CDの普及活動であったり、GitHubのCodespacesなどについての検証活動といったことをやっています。
成果の一部はテックブログとして公開したりしていますね。
また、新しい技術が出てきたらそれをキャッチアップするために試してみるといったこともやっています。

入社の経緯

前職では、家電メーカーの研究部門でソフトウェア開発の生産性に関する研究、社内施策の実施などの業務に携わっていました。例えば、ソフトウェアリポジトリのマイニング、CI/CD環境の整備などです。

前職の業務もやりがいがあるものでした。しかし、会社規模が大きい会社ということもあり段々とマネジメントに関する業務が増え、スキルなどもマネジメント系の能力を伸ばしていくことが期待されるようになってきました。
もう少し技術に触れている時間を増やせる会社を探していたところISIDを知人に紹介されて、自分も良さそうと思って転職を決めました。

入社前に不安だったこと、実際

入社前に不安に感じていたものは以下のような物でした。

  • 技術力の不足
  • 業務知識や業界の常識の不足
  • プライベートの時間の確保

それぞれについて不安と実際どうだったかについて見ていきます。

技術力の不足

前職では研究職で、ISIDに入社すると技術職になります。これは似ている面はありますが違うものであると自分は思っています。例えば、製品開発を最初から最後まで全部やり切るといった経験は研究職だとなかなか経験できません。
なので、実際の開発で役に立つような知識を自分が持っているか不安でした。

特に入社前から技術をリードしていく立場として、メンバに技術を教える立場であることを期待されていました。上手くやれるのか不安を持っていました。結論から言うと、これは杞憂だったようです。

技術的な側面については、教える場面では高度な技術の知識が必要というよりは基本的な知識があれば十分でした。例えば計算機に関する基本的な知識、Linuxの操作に関する一通りの知識などです。なので今のところ自分の技術の能力が不足していて困ったという場面には遭遇していません。

また、ISIDでは知らない技術がある場合にはその知識を獲得するための期間や勉強する場が準備される体制になっています。知識不足で業務に支障が出るということは発生しなさそうです。

業務知識や業界の常識の不足

前職でSIのような仕事と全く無関係ということはなかったのですが、いざ当事者となると業界のドメイン知識が十分であるかというとかなり疑問でした。入社して1年経ちますが、過去の経験が生きている場面もありますが、やはり分からない話もあります。その場合、社内で質問すれば教えてもらえるので大変助かっています。皆さまありがとうございます。
逆に前職の経験に引っ張られてしまう場面も多く、まだまだ勉強することは多いなと感じています。

プライベートの時間の確保

前職では業務時間がやや長くなる傾向にありました。プライベートの時間に影響が出るほどではなかったのですが、ISIDに入社してからはプライベートの時間が大幅に取れるようになりました。前職と比較して会議の時間が減り、効率的な働き方が可能になったからと自分では分析しています。

また、前職では8時間と設定されていた標準の労働時間がISIDでは7時間となっており、純粋に1時間ほどプライベートの時間を確保しやすくなりました。

前職と働き方で変わった事

業務上の目標は前職で一番変化した点は意思決定が早くなり、作業時間の確保が比較的容易になったので
技術的な調査、検証といった時間を確保できるようになったのが一番の変化だと考えています。

前職では会社の規模が大きかったため、利害関係者が多くなる傾向にありました。 結果として資料作成や会議が多くなり実際の技術に使える時間は限られていました。

ISIDに入社してからは、利害関係者も少なく意思決定が早いことから調整の為の会議やそれに向けた資料の作成
といった時間が減り、技術的な調査、検証の時間が増えています。

一方で、意思決定や利害関係者が少なく、自分の判断が会社に影響を与える比率が大きくなりました、そのため責任を感じる場面も増えたなという印象があります。気を引き締めて仕事に臨まないといけない場面は増えたかもしれません。

これは、自分としてはやりたいことをやるまでの手数が減ったので良かったかなと考えています。意思決定の早さについては1年半経った今でも驚かされる事が多いので、まだまだ慣れが必要だなと考えています。

最後に

今回は、ISIDに入社して1年半経った自分の入社前の不安や働き方の変化について簡単にですが振り返ってみました。

もし、ISIDにご興味がある方は是非応募してみてください。


私たちは同じチームで働いてくれる仲間を探しています。今回のエントリで紹介したような仕事に興味のある方、ご応募お待ちしています。

ソリューションアーキテクト

執筆:@yamashita.tsuyoshi、レビュー:@handa.kenta
Shodoで執筆されました