はじめに
こんにちは。X(クロス)イノベーション本部 エンタープライズプラットフォームの宇佐美です。
普段は「aiuola(アイウォーラ)」というエンタープライズアプリケーションプラットフォームのデベロッパーとして、既存機能のエンハンスや新規機能の開発等を行っています。
2022年7月に入社し、そこから約1年半が経過しました。
今回は電通総研に入社した経緯と現在の働き方、チーム内で取り組んでいる勉強会についてご紹介します。
転職を考えた経緯
前職はSIerの中小企業で2018年に新卒で入社し、主に製造業や保険業、官公庁系のWebアプリケーションの受託開発が中心でした。
前職での業務もやりがいはありましたが、作業がルーチンワーク化してきたことやより自分の技術力を高められる環境で仕事がしたいという思いを抱くようになりました。
また、受託開発よりもプロダクトの自社開発に興味が湧いたため、そうした環境での開発ができる環境への転職を決意しました。
電通総研を選んだ理由
何社か面接を受けさせていただきましたが、電通総研に入社したいと考えた理由は以下になります。
- 自分が転職を決意した理由を一番親身になって聞いていただけたから。
- 開発するシステムや、使用する技術に魅力を感じたから。
- 後述する勉強会を定期的に開催している等、技術者同士のコミュニケーションが盛んで技術力を高められると感じたから。
入社から1年半経過して
ご縁あって電通総研に入社し、そこから1年半経過しました。
結論から言えば、開発者として充実した日々を過ごすことが出来ています。
ここでは、入社前に感じていた不安と、実際どうだったかを書いていこうと思います。
技術力のギャップ
入社前は自分がこれまで培ってきた技術が電通総研で通用するか、もしかしたら付いていけないのではないかといった不安を感じていました。
しかし、私が所属するチームでは
- 毎日の朝会における困りごとの共有
- 必要に応じて、チームメンバーとの相談(Slackのチャットや通話機能を利用)
- システムの仕様や技術に関する疑問を気軽に投げかけられるチャンネルがある
といった、不明点をすぐに相談・共有できる環境であったため、上記の不安はすぐに解消されました。
ワークライフバランス
前職では案件によって残業時間が多くなり、夜遅くまで作業することもしばしばありました。
電通総研では標準の労働時間が7時間と一般的な企業の労働時間よりも短いこと、効率的な働き方ができる環境であることなどから、プライベートの時間を確保しやすくなりました。
もちろん残業時間は0ではなく、スプリントのリリース直前のタイミング等で必要に応じて残業することはあります。
それでも前職より残業する時間はかなり減ったと思います。
勉強会について
上述の通り、電通総研に入社して以降は開発者として充実した日々を送ることができています。
ここでは電通総研に入社して良かったことの一つでもある、勉強会についてご紹介します。
勉強会の内容
基本的には技術書の輪読を行っています。
輪読は隔週で実施し、基本的には章ごとに担当者を指定します。
担当者は事前に該当の章を読んで概要を資料にまとめて発表し、それ以外の参加メンバーは意見や疑問点を話し合う、という形式です。
技術者として、自分の領域である技術分野や興味のある分野に関する書籍を読むことはよくあることかと思います。
そうした中で、読んでいる書籍に疑問が生じた場合、疑問によっては一人で調べて解決することが難しいこともありますよね。
輪読は各々が持つ意見や疑問点を元にディスカッションすることで、書籍に対する理解を深めることができます。
発表資料の作成を通してアウトプットすることで、理解した内容を自分の中に落とし込み、学んだことを積極的に業務に活用していくこともメリットの一つです。
現在は輪読以外での形式も模索しています。
これまで輪読した書籍
参考までに、私が入社して以降に輪読した書籍をご紹介します。
- 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方
ITエンジニア本大賞2023にも選ばれており、変更に強く保守がしやすいコードを書くための実践的なテクニックがアンチパターンと共に紹介されています。
扱われているテーマも面白く、また内容も分かりやすい書籍です。徐々にプログラミングにも慣れてきて、コードの質を高めたいと考えている若手エンジニアの方々にもおすすめです。 - セキュア・バイ・デザイン 安全なソフトウェア設計
ドメイン駆動設計やデザインパターンなどを軸に、表面的なセキュリティ対策ではなく設計や実装から強固なアプリケーションを開発することをテーマにした技術書です。
内容は上述した「良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門」の発展といった感じで、ドメイン駆動設計の入門にもちょうど良いと思います。
最後に
今回は、電通総研に入社した経緯やチーム内で取り組む勉強会についてご紹介いたしました。
転職を考えている方でもしこの記事をきっかけに電通総研にご興味を持っていただけましたら、下記のリンクから是非応募してみてください。
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次世代会計プロダクト開発ITアーキテクト(Ci*Xシリーズ)執筆:@usami.tsubasa、レビュー:@yamashita.tsuyoshi
(Shodoで執筆されました)