こんにちは。クロスイノベーション本部 AI トランスフォーメーションセンター 所属の村本です。
私は普段、Know Narratorシリーズの開発や、生成AI関連の技術検証などに取り組んでいます。
今回は、タイトルの通り私の作業環境について紹介します。
私は業務のほとんどを在宅で行っており、作業環境がほぼそのまま生活空間にもなっています。そのため、快適に仕事ができる(暮らせる)ような環境にしているので、作業環境について悩んでいる方の参考になればと思います!
仕事も生活もしやすい環境を目指して
作業環境、デスク周りがほぼ生活空間であると書きましたが、実際には以下のような目的で利用しています。
- 仕事
- 食事
- 映画などの動画鑑賞
- ゲーム
家にいる間は基本デスクにいると言っても過言ではないですね...
アイランド型のデスク配置で壁を背中に
早速ですが、作業環境の実際の写真を。(いろいろと趣味要素が写っているのは無視してください)

最大の特徴はアイランド型のデスク配置をして壁を背中側にしていることだと思います。以前は壁にデスクをつけていましたが、モニターの後ろがすぐ壁になっているためか、少し圧迫感を感じていました。この圧迫感を回避するために、アイランド型のデスク配置を採用したのです。
結果的にこの配置は大成功で、圧迫感を感じなくなりました。1日の大半を過ごすのに圧迫感を感じるかどうかは大きな違いだと思います。
そして、圧迫感がなくなったことにより、作業効率が上がったような気がします。
※検証はしていません。気分の問題です。気分が大事なのです。
また、壁を背にしたことによって、カメラを付けてオンライン会議を行う際に後ろを気にする必要がなくなりました。仮想背景は使っているのですが、物理的にも気にしなくてよくなったのは思わぬメリットです。
デメリットもあげておくと、「部屋のスペースを使うこと」、「ケーブルが目立ちやすいこと」の大きく2つだと思います。
1点目に関しては、私の場合、家にいるときは基本的にデスクにいるか寝ているかなので問題ありませんでした。たまーに筋トレをすることがあるのですが、そのスペース分は空いているので問題ありません。
2点目に関しては、ケーブルトレイや、配線カバーやケーブルを束ねるアイテムを利用して目立たないようにしています。上の全体写真でもほとんどケーブルが見えていないと思います。ケーブルがごちゃごちゃしているのは好きでないので、可能な限りまとめました。このあたりの整理グッズは比較的安い値段で調達可能なのでおすすめです。
ケーブル周りの様子


デスクになるべくモノを置かない
以前はデスクの上にもいろいろとモノを置いていましたが、今は極力モノを置かないようにしています。今使うものだけを置くということを心がけています。
モニター台を利用してモニター下の空間をできるだけ利用したり、デスク上用の棚を利用して本を置いたりしていましたが、これらも圧迫感につながる要因だったかなと思います。
利用頻度の低いものは周囲のラックに置くようにして、使うときだけ取りだすようにしました。こうすることで、デスクを広々使うことができますし、使わないものは空いているスペースに一時的に動かすことも簡単です。
普段の目線からの写真を載せようかと思ったのですが、部屋がしっかり写ってしまうので真上から撮影。

置いてあるものは、
- ペン立て
- ミニトレイ(一時的に小物を置くところ)
- フェイクの草(プラスチック製)
- ディフューザー
- モニター
- キーボード
- マウス
- ノートPC(スタンドで立てている)
です。
個人的なお気に入りは草ですね。緑があるだけで少し気分が明るくなる気がします。
ちなみにデスクは奥行き70cm、横幅140cmのものを利用しています。昔奥行きが60cmのものを利用していたのですが、微妙に狭く感じて70cmにしました。このサイズで現状不満はないです。
昇降デスクでときどき立つように
デスクはFlexispotの「E7 pro」という電動昇降デスクを利用しています。ボタン1つで、デスクの高さを変えられる便利なアイテムです。電動昇降デスクは在宅ワーカーが1度は夢見るアイテムだと思っていて、社会人5年目のタイミングで思い切って購入しました。
定期的に立って仕事をしたり、会議の時に立った状態でオンライン会議に参加したりしています。立つことで気分転換になりますし、座りっぱなしは良くないですからね。
また、座っている状態でも、座り方や椅子の高さ次第でデスクの高さを変えることはあります。仕事の時はもちろん、ゲームの時や映画をゆっくり見たいとき、様々なシチュエーションに合わせて高さを変えられるのは魅力です。
ちなみに椅子はエルゴヒューマンの「エルゴヒューマン プロ」を利用しています。最近「エルゴヒューマン プロ2」が出ているので、これから買う人は2をお勧めします。
モニターはType-C接続できる27インチを2枚(メインの4Kモニターとゲーム対応のWQHD 180hzモニター)
作業環境で気になるポイントの1つがモニターの構成だと思います。私もいろいろな構成を試してきました。もともとは1つの大きなモニターで良い派だったのですが、現在は同じサイズのモニターを2枚使っています。理由は、コミュニケーションツール(Teamsなど)を開きっぱなしにしておきたいのと、オンライン会議時に共有している画面とそうでない画面を分けたい欲が出てきたからです。
基本的には、メインモニターの27インチ4Kのモニター上で作業しつつ、サブモニターのもう1枚でTeamsなどを開くようにしました。複数枚利用すると、どうしても首を振るので疲れてしまいます。その対策として、メインとサブの役割を明確にして、基本はメインしか見ないという形にしました。(写真でもメインモニターがキーボードの前にあるのが分かると思います)
ちなみに、メインのモニターは4Kの拡大率125%で利用中です。チームメンバーには4Kモニターを拡大率100%で利用している人もいるようですが、さすがに小さくなりすぎるので自分には無理でした。また、モニターは2つともType-C接続で映像出力、給電可能なモデルなので、ノートPC周りのケーブルが少なく済んでいます。
2枚のモニターに対しType-Cで接続している様子

見出しに「ゲーム対応のWQHD 180hzモニター」と書いていますが、サブモニターはゲーム用としても利用しています。PS5やSwitchでしか利用していないので、180hzに対応していれば十分な性能かなと。
ガジェット類の簡単な紹介
エンジニアとして働いていますので、一応キーボードやマウスなども簡単に紹介しておきます。
キーボードはKeychronの「 Q1 Max QMK/VIA JIS(バナナ軸)」を使っております。持ち運び用にKeychron「K3 Pro QMK/VIA(バナナ軸)」を持っていますが、家では、Q1 Maxを使っています。エンジニアですが、US配列は使えません。US配列使っている人はデキるエンジニアのイメージがありますが、JIS配列でもやれるんだぞというところを見せたいと思います。
マウスはLogicoolの「MX MASTER3s」を使っています。マウスといえばトラックボールタイプも良いと聞くのですが、現状こちらで満足しているので変える予定はないです。マウスも持ち運び用があり、同じくLogicoolの「MX Anywhere 2S」を使っています。こちら7年くらい使って、落としまくってますが全く問題なく使えています。
上が自宅用セット、下が持ち運び用セット

作業環境にこだわった結果
このように作業環境にこだわった結果、ストレスの少ない快適な作業環境になっていると思います。いろいろ試行錯誤を重ねてきた中でかなり満足のいく環境です。
ただ、いくつかデメリットがあるので注意が必要です。
- 終わることのない、PDCAサイクルにハマる
- 別の環境になると気分が下がる
1点目、どれだけ納得のいく作業環境になっても、時間がたつと気になることが出てきて改善したくなるんですよね。こんなところでPDCAサイクルは回したくないものです。
2点目、普段の環境を自分に最適化しすぎると、別の環境になった時に「あれもない」「これもない」と感じてしまいます。「弘法筆を選ばず」と言いますが、全く持って逆の状況です。「弘法でもないのに筆選びまくり」状態です。
とはいえ、デメリットを感じる時間は、メリットを感じる時間に比べはるかに少ないので問題ないかと思います。
まとめ
今回は、私の作業環境を紹介しました!
これからも作業環境の改善は続けると思いますが、作業環境をどう整えていくか悩んでいる方の参考になれば幸いです
ご覧いただきありがとうございました!
執筆:@naoki.muramoto、レビュー:@miyazawa.hibiki
(Shodoで執筆されました)



