初めまして。
エンタープライズ第一本部の1年目の新人、佐藤悠です。
本記事ではやりたいことがない新人やIT企業を志望する学生に向けたAWS学習のすすめと資格取得の勉強法について紹介する。
目次
なぜAWSを勉強するのか
ITサービスにはインフラが必ず存在し、インフラの需要はそれに伴って存在する。近年はクラウド化の潮流もありクラウド技術を学ぶこと自体がインフラを理解することに近似してきている。AWSはクラウドの市場シェアがもっとも高いためニーズある人材になるにはAWSを理解することが最短である。やりたいことのない人は来たるときにそれを実現できる力をつけられるという意味でもAWSをやると良いと私は考える。
AWSとは
Amazon Web Servicesの略。クラウドサービスを提供しておりそのサービスは200種類を超え、多種多様なニーズにこたえることができる。
個人レベルでの使用感
発信する力もエンジニアの力といわれる昨今、私もブログを作成したいと思い、サーバーの立ち上げを試みたが一向にできない。しかし、すでにあるプラットフォームを利用するのはプライドが許さない。そんな時にAWS Lightsailである。様々なテンプレートの中からGUIの操作で好きなものを選び、ブログサーバーが5分でできた。最高である。
このように業務から個人的なものまで大小問わず、さまざまな環境をサクッと作れるのが実感できる良さである。
Cloud Practionerの取得方法
AWS Cloud Practitionerとは
AWSの認定資格の1つ。入門資格に位置づけられるがAWSクラウドの基本やサービス、用語を網羅した全体観を知るにはピッタリの資格である。
受験の理由
冒頭に述べた通り。インフラの知識に実務経験があれば飯を食うのに困らなさそうだから。
著者スペック
- 学部は非情報系
- 大学院は情報系であるがAIが研究対象なのでインフラの知識はない
- 新人でインフラの業務は一切していない(取得当時)
- 基本情報は3か月かけて取得した
記憶力は弱い。インフラのイの字も知らなかった。
学習方法
一般的には取得のために50時間とするサイトが多いがいらない。
なぜならば選択式だから。
複数選択式は全体割合のうち少数なので、単一選択の4~5択のうち一つを選ぶなら20~25%の確率で正答できる。つまり確実に分かるレベルの知識は過去問に対して半分あればいいのだ。あと合格するかは正規分布に従うだろう。
実際に1日1時間を2週間の継続で想定される時間に対し、半分と少しの28時間で合格できた。
学習教材
Udemyで以下の問題集を解いた。
【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
https://www.udemy.com/course/aws-4260
先述の通りこの問題を1周した後、これは確実に正解できると思える問題を50%に引き上げるだけ。2周で十分。
テスト当日
自宅で受験したがこれはおすすめしない。
不正防止のための部屋を整備するのに時間を要した。
ポスターをはがしたり、手の届く範囲にものが存在しない状態にしたりと大変である。
また、受験中に画角から外れることもできないので集中できなかった。
このような手間がかかるので、受験に集中するためにはテストセンターで受験した方がいい。
まとめ
CloudPractitionerの受験にあたり効率を重視した手法を紹介したが、これはあくまで全体感をつかむためであり、ここで得た点的知識を有機的に紐づけるのは興味を持った分野を自分で触ってみることであったり、資格ベースで進めたい人は次のレベルの取得で検討できたりする。
何よりもやってみることが大事である。試験設計自体がそう言っていると思う。
次回はSolutions Architect Associate取得の勉強方法の記事を書く。
ご覧いただきありがとうございました。
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電通総研 新卒採用サイト執筆:@sato.yu、レビュー:@nakamura.toshihiro
(Shodoで執筆されました)