電通総研 テックブログ

電通総研が運営する技術ブログ

テックブログ開設3周年!

祝3周年

こんにちは。 X(クロス)イノベーション本部プロダクトイノベーションセンターの中村です。

本テックブログは12月をもって開設3周年を迎えました!

私たちは、この3年間で毎週1本以上の記事を継続的に公開してきました。総数は390本を超え、単純計算で1週あたり2、3本の記事を公開したことになります。手前味噌ではありますが、3年間継続できていることを誇らしく思います。

この記事では、テックブログを継続するために「編集部」が取り組んでいる活動の一端を飾らずに紹介したいと思います。

本記事は、電通総研 Advent Calendar 2024の25日目の記事となります。

編集部とは?

最初に「編集部」について説明します。テックブログの運営には旗振り役の組織が必須です。私たちはその組織を「編集部」と呼び、部門横断で参画希望者を募り現在14人で運営しています。

編集部の活動には、例えば次のようなものがあります。

  • ブログサービス利用料など各種運営に必要な予算の管理
  • 採用や広報との連携
  • 執筆者へのフィードバックとサポート

編集部の人員入れ替えを意図的に実施することで多くの方に編集部に関わってもらう工夫もしています。これにより、新しい視点やアイデアを取り入れ、継続的な改善の促進を狙っています。

テックブログ継続のための工夫

以下、テックブログを継続するために実施している3つの工夫を紹介します。

レビュープロセス

記事のレビューは編集部と広報担当部署が中心となって実施します。私たちはレビューにShodoというツールを活用しレビュー効率を高めています。Shodoは誤字脱字や表記ゆれなどを自動検出してくれるため、レビュアーは本質的な部分に集中してレビューが可能です。基本的には執筆者の意思を尊重したいので、レビューアーは、「非開示情報が含まれていないことの確認」や「より多くの人に読まれるための助言」といったフィードバックを中心に行います。

また、あらかじめ「質より量」や「等身大の自分たちを表現する」といったポリシーを定めているため、記事の品質や技術的な優劣を問題にしてレビューが紛糾することはありません。

ツールの活用と事前に定めたポリシーの存在がレビューの負荷低減に繋がっています。レビューでレビューアーとレビューイーの双方が消耗しないことは重要なポイントだと考えています。

トレンド入りやランキング入りの称賛

執筆記事がはてなの企業技術ブログのトレンドや何らかのランキングに掲載された際は、執筆者コミュニティ内で共有と称賛を行っています。トレンド入りを目標にしているわけではないのですが、多くの方に注目されたということの証左の一つだと思いますので、素直に「素晴らしい!」という想いを皆で共有しています。

ささやかなものではありますが、称賛を表明する機会や場は、モチベーションの向上にポジティブな効果があると感じます。

アドベントカレンダーの企画

12月は毎回アドベントカレンダー(25日まで毎日記事を公開する企画)を実施しています。今回を含めてこれまで4回実施していますが、いずれも執筆者募集から数日で応募枠が埋まるほどの人気ぶりです。アドベントカレンダーは編集部からすると少し負荷が掛かる取り組みではありますが、年に1度くらいであれば日常のスパイスとなって皆で楽しめますし、テックブログ参加者の活気を維持するのに役立ちます。

多くのアドベントカレンダーでは、12月1日から25日まで休みなく継続することが多いと思いますが、私たちは土日祝日を休むという選択をしています。休みの日に無理して執筆する・公開するほどまでに頑張らなくてもいいよね、というスタンスです。しっかり休むことで執筆者と編集部の負担を軽くしています。

多くの人が無理なく一緒に盛り上がれるようなイベントを定期的に行うことは、テックブログのような活動を続ける上で大切だと考えています。次のイベントに向かってまた頑張ろうという活力が生まれやすくなるからです。

アドベントカレンダーは来年も継続できればと考えています。

まとめ

テックブログを継続するためには、いくつかの重要なポイントがあります。

まず、無理をしないこと。私たちは、執筆者が無理なく記事を書ける環境やポリシーを整えることを大切にしています。また、執筆者だけでなく編集部も無理なく運営に携われることを常に意識しています。

次に、執筆者へのフィードバックや称賛も重要です。公開前に適度なレビューを行うことで「この情報を公開して良いのだろうか?」といった不安は除去されますし、称賛により努力が認められればモチベーションの向上に繋がります。

さらに、アドベントカレンダーのようなイベントを楽しむことも大事にしています。ちょっとしたことではありますが、皆でワイワイと記事が途切れないように協力するのは面白いだけでなく一体感を生む良い機会にもなります。

私たちは今後も週に1本以上の記事の公開を目標に活動を続けていきます。引き続き、本テックブログをよろしくお願いします!

私たちは一緒に働いてくれる仲間を募集しています!

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執筆:@nakamura.toshihiro
Shodoで執筆されました