こんにちは、電通総研IT第2ビジネスユニット19の奥村です。
現在はOutSystemsというローコード開発プラットフォームを使って、製造系企業のシステム開発を担当しています。
※ローコード開発とは、「必要最小限のソースコード開発でソフトウェア・アプリ開発を行う手法」のことです。
この記事では、入社してから現在までの仕事内容についてざっくりと説明します。
この記事が、IT業界に興味のある方の参考になれば幸いです。
自己紹介
2022年に新卒入社して3年目になります。
大学では経済学を専攻していて、ITやプログラミングといったものとは無縁でした。
私がIT業界を目指した理由は、手に職をつけたい、仕事の成果を形として見たいと考えていたからです。(実際にプログラミングして形になると嬉しいです)
いろいろ探した結果、IT業界にたどり着きました。
そのため、IT知識ゼロで入社しました。
入社後
入社後は4月~9月の間、ビジネス研修とプログラミング研修を受けます。
ビジネス研修では社会人として必要なスキルを学び、プログラミング研修では基礎の基礎から始まり最終的には
Javaという言語を使ってシステムを開発する演習を行いました。
IT知識ゼロだったため最初は正直、ついていくのに必死でしたが講師の方や同期の人に質問したりしながら何とかついていきました。
後半になるとある程度、一人でプログラミングできるようになるので安心してください。
配属後
研修後は、OutSystemsを使って開発を行う部署に配属になりました。(ローコード開発に興味があったので希望を出していました)
配属後はまず、OutSystemsの認定資格の取得を目標に学習しました。
OutSystemsの公式HPにトレーニングが用意されているので、動画やドキュメントを活用してOutSystemsの基本的な使い方を身につけます。大体1ヶ月ほど学習することで認定資格を取得することが出来ます。(やはりローコード開発なだけあり、Javaよりも実装が簡単でIT経験ゼロの身からすると、とてもやりやすかったです)
そして、認定資格取得後は実際の業務に参加します。
業務について
現在は製造系企業の費用や予算、人員などを入力する生産管理システムのアプリを開発しています。
システムを利用されるお客様の利益を最大化するうえで、生産管理は非常に重要なシステムの位置づけとなります。
このプロジェクトではお客様の要望としてExcelのような操作感を実現する必要があり、OutsystemsのForge(フォージ)のDataGrid(データグリッド)を使用しました。
※Forge(フォージ)とは、OutSystems上で公開されている共通部品のようなもので、誰でも使用可能です。
Forgeを有効活用することでさらに開発効率や品質向上が期待できます。
DataGridを使用することで、一から実装しなくても表上で入力や編集、並べ替えなどの機能を使えるようになり、素早く実装を行うことができました。Forgeを使っての実装はOutSystemsならではだと思いました。
↓DataGridを使用した画面です。データを入れただけでこのような見た目になります。(すごく便利です)
また、規模の小さいアプリ開発を一人で担当する機会があったのですが、数週間で実装しお客様に実際に使用していただくことができ、ローコード開発特有のスピード感を改めて感じました。
最後に
今回は入社してからの仕事内容についてざっくりと書きました。
現在は比較的簡単な機能を実装していますが、今後はより複雑な機能にも挑戦していきたいと思います。
Outsystemsは一般的なプログラミング開発と比べると、プログラミング量も少なく簡単にシステム開発ができますが
Outsystems特有の知識や論理的に考えるロジカルシンキングなどの学習が必要になります。(ロジカルシンキングはまだまだ課題です、、、)
ですが、考えたものが形になるまでが早く、実装していて楽しいのが魅力だと思います。
私はIT知識ゼロで入社しましたが、研修を通して知識をつけ、少しずつできることを広げていきました。
働く上で楽しいと思えるのが一番成長できると思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
採用ページ
執筆:@okumura.seiya、レビュー:@nagamatsu.yuji
(Shodoで執筆されました)