はじめに
はじめまして。電通総研セキュアソリューション ICTサービス事業部の三浦杏之介です。
2025 Japan AWS Jr. Championsに選出された当社グループのメンバーにインタビューを行い、これまでの取り組みや今後の抱負などについて語ってもらう企画を実施しています。
今回のインタビュー対象は、電通総研の宮崎 博寿さんです。
2025 Japan AWS Jr. Championsとは
AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属し、現在社会人歴 1~3 年目で突出した AWS 活動実績がある若手エンジニアを「Japan AWS Jr. Champions」として表彰します。これは、AWS を積極的に学び、自らアクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニアを選出しコミュニティを形成する、日本独自の表彰プログラムです。
[引用] 2025 Japan AWS Jr. Champions クライテリアと応募方法のお知らせ
自己紹介
――宮崎さんの自己紹介をお願いします。
宮崎 博寿(みやざき ひろとし)です。2023年入社の3年目で、クロスイノベーション本部クラウドイノベーションセンターに所属しています。
――好きなAWSサービスは?
CloudTrailやTrustedAdvisorが好きで、アカウント全体を監視・管理できるサービスがお気に入りです。
――現在の業務を教えてください。
大きく分けて2つあります。
1つ目はPOSITIVEのインフラ担当としてAWSやOCIを中心に触っており、導入・構築・運用に関わっています。
AWSではEC2やRDSを中心としたインフラ構成を触っており、直近ではこれらをCloudFormtionでIaC化する業務をしていました。
2つ目は社内の研究開発(社内プロジェクト的なもの)にてメンバーとして調査や技術の検証を行っています。
直近ではITILに基づいたSaaSサービスやオブザーバビリティ領域のSaaSサービスの調査を行いました。
――社内の最前線でクラウドを推進する活動をされているんですね。
新しい技術に触れられる環境で、幅広い技術やサービスに触れることができ個人的には楽しく充実しています。
――AWSに興味を持ったきっかけを教えてください。
もともと文系出身で経済を学んでおり、ITとは無縁の学生生活でした。そんな中で電通総研に入社し、新人研修で「クラウド」という技術を知りました。クラウドは現在進行形で需要が拡大している事業領域であり、これを扱えることが今後のキャリアを広げるで必須のスキルであると考え、意欲的に取り組むことにしました。
――文系出身でここまでの成長を遂げ成果を挙げていることは、特に若手の文系出身社員にとって希望ですね。
文系理系はそこまで大きな影響はなく、入社してからどれだけモチベーション高く学習できるかが大事だと考えています。若手社員の方は自分が興味を持てる技術をとことん勉強してみるのがいいと思います。
2025 Japan AWS Jr. Championsについて
――次はJr. Championsについて聞かせてください。まずは選出を目指した理由を教えてください。
上司からJr.Championという制度があると聞いて存在を知りました。キーワードで検索すると多くの記事が転がっているので目を通してみると、若手が意欲的に活動して自身の技術力やリーダーシップを鍛えることができる環境であるそうです。
もとからレベルの高い環境に属してみたいという希望があり、3年目までの若手限定という制限があり、2度とないチャンスだと思ったので飛び込んでみることにしました。
――レベルの高い環境に期待しているとのことですが、初回キックオフを終えた今、どのような印象を受けていますか?
期待通り、みなさんオーナーシップをもって行動されています。Jr. Champions専用のSlackチャネルがあるのですが、さっそく活発に動いていて、早い人はイベントの開催などを行っていてすごいなと感じています。我々も電通総研グループとして負けていられないです。
――Jr. Championsに選出されるために、宮崎さんが取り組んできたことを教えてください。
目の前の業務でAWSに関する業務を様々携わらせていただいており、そこが一番大きいですが、社内でAWSに関する啓蒙活動やアウトプットする機会があり業務外での取り組みも行いました。
具体的な業務外の活動としては社内の資格取得の勉強方法を共有したり、電通総研テックブログで執筆活動をしたり、社内のクラウドSOC勉強会でお話する機会をいただきGameayについて共有したことです。
所属部署的にクラウドに関する活動を、特に無理をすることなく自然とやりやすい土壌という面も大きいです。
――Jr. Championsの任期であるこの1年の展望を教えてください。
まずは爆発的に市場が大きくなっている生成AIをキャッチアップしたいです。AWSでもAmazon QやBedrockが生成AIサービスとして該当しますが、これらの最新機能はアンテナの感度を高めて常に触れるようにし、インプットとアウトプットを繰り返します。Jr. Championsでも生成AI系のイベントは開催されていくと思うので、積極的に参加したいです。
また、Jr. Championsの先にはTop EnginnerやAmbassadorという道が待っています。社内および社外での存在感を高める一年間として、これらの目標に近づきたいです。Ambassadorになるためにはビジネスと技術面の両軸での活躍が必要だと思うので、2軸で強みを持っている存在の証明であるAmbassadorになることを、今後もAWSに関して頑張るモチベーションの1つにしています。
――最後に一言、エンジニアとしての抱負をお願いします。
電通総研の中で、「AWSといえば宮崎」と呼ばれる存在になりたいです。この1年で圧倒的に経験を積んで強いエンジニアになります。

最後に
AWS Jr. Championsを目指している方、若手で早くから多くのAWSの資格を取得を目指している方は非常に参考になったのではないでしょうか??
皆さんもぜひ挑戦してみてください!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
執筆:@miura.kyonosuke
レビュー:@iwasaka.emari
(Shodoで執筆されました)



