はじめに
はじめまして。電通総研セキュアソリューション 第1ビジネス統括 デジタルビジネス推進事業部4年目の城田 陽生です。
2025 Japan AWS Jr. Championsに選出された当社グループのメンバーにインタビューを行い、これまでの取り組みや今後の抱負などについて語ってもらう企画を実施しています。
今回のインタビュー対象は電通総研の佐藤 悠(Sato Yu)さんです。
2025 Japan AWS Jr. Championsとは
AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属し、現在社会人歴 1~3 年目で突出した AWS 活動実績がある若手エンジニアを「Japan AWS Jr. Champions」として表彰します。これは、AWS を積極的に学び、自らアクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニアを選出しコミュニティを形成する、日本独自の表彰プログラムです。
[引用]2025 Japan AWS Jr. Champions クライテリアと応募方法のお知らせ
自己紹介

――現在の所属と業務の内容を教えて下さい。
所属はエンタープライズ第一本部 テクノロジービジネス2部 3Gです。普段はAWSやKubernetesに関する業務を中心にインフラエンジニアとして働いています。
――AWSに関わるようになったきっかけは?
AWS NewGradsという新人向けのAWS講義があってここで2025 Japan AWS Jr.Championsについて知りました。実際にAWSを使用し始めたのは1年目の10月に配属され、AWS領域の業務にアサインされたタイミングです。業務を行うにあたって知識を習得したかったのでCLFを受験しましたが、この対策の過程で様々なサービスがあることを知りAWS自体に興味を持つようになりました。
――学習のモチベーションは何ですか?
資格を持っている先輩が部署にいたのでよい刺激をもらいました。先輩は1年目でProfessional資格まで取得していたので、SAAまでで終わらずより難しい試験に挑戦しようというモチベーションになっていました。さらに学習意欲の高い同期が同じ事業部にいたのも、競争する環境になり良かったです。試験合格の度に報告しあっていて、負けず嫌いな私は常に緊張感とスピード感をもって勉強していました。
――AWSのキャッチアップ方法をおしえてください。
まずは資格ベースで学習し、AWSの全体感をつかむようにしていました。資格の勉強は参考書で実施していましたが、興味があるサービスに関してはAWS Hands-on for BeginnersというAWSが出している初心者向けのハンズオントレーニングを実施し、より細かい設定や具体的なユースケースを学びました。このハンズオンの中でもスケーラブルウェブサイト構築編やサーバーレスアーキテクチャで翻訳 Web API を構築するを学び初めに触ったのが良い経験になりました。クラウドを利用するにあたりスケーラブルであることを実感できる1つ目の講座と、サーバーレスリソースで簡単にAPIが実装できる手軽さ・複数のリソース間でロールを用いた許可を理解できる2つ目の講座が面白かったので本当におすすめです。
2025 Japan AWS Jr. Championsについて
――2025 Japan AWS Jr. Championsを目指した理由を教えてください
SAPを取得したときにこの表彰制度を思い出し、資格上のクライテリアを満たしたので目指すことにしました。
――選出に向けてはどのようなことを取り組みましたか?
業務面ではEKSを使用した内容を実施しました。概念的な内容が多く難易度が高い内容ですが、キャッチアップしながらエコシステムのバージョンアップ等を行ったのが評価されたと思います。後は資格取得支援の内容をまとめたものや、最近興味のある領域でAWSから提供されているAIサービスを触って解説するブログを執筆しました。過去の選出者から話を聞いたときには、社外への発信活動が評価されていそうだという話を聞いていたのが理由です。これに加えて、社内向けにサーバーレスの勉強会を開いたり、AWSのトレーニングに参加してこれを自部署に共有したりして社内向けにも積極的に活動していました。
――今後は2025 Japan AWS Jr. Championsとして1年間どのような活動をしたいですか?
社内でもこの表彰制度を目指したいという人の声を聞くようになったので、今までの活動の知見を生かして後に続く人を出したいです。
最後に
AWS Jr. Championsを目指している方、若手で早くから多くのAWSの資格を取得を目指している方は非常に参考になったのではないでしょうか??
皆さんもぜひ挑戦してみてください!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
執筆:@shirota.akio
レビュー:@akutsu.masahiro
(Shodoで執筆されました)



