こんにちは。
製造エンジニアリング本部エンジニアリングクラウド技術部の竹田です。
普段の業務では自動車会社様向けに CAEのクラウド環境構築・運用保守 を担当しています。
パブリッククラウドである AWS、Azure、OCI といったクラウドベンダーを活用し、お客様のCAE解析業務を支援しています。
この記事では、電通総研に入社して3年目社員 である私がこれからエンジニアリング本部に配属される新人や、電通総研に興味を持っている就活生の方向けに、 部や社内の学習環境、担当業務、そして電通総研の強みについて紹介したいと思います。
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目次
はじめに
- 社会人歴: 3年目
- 担当ソリューション: 製造業向けクラウドCAE環境の構築・運用保守業務を担当。 インフラ・ミドルウェア部分を主に担当しています。 私が所属する部ではCAEアプリケーションでの解析業務自体はしておらず、他部門が担当しています。
業務をする上での学習環境と海外出張
電通総研に入社し、研修期間が終了するとそれぞれの部に配属され、業務がスタートするのですが、ほとんどの人が自分たちが扱うソリューションの知識がゼロもしくは浅い状態だと思います。そこで部に入って学習を進めていくわけですが、そちらの学習制度について共有します。
私はパブリッククラウドを扱うメンバーとしてアサインされましたので、まずはAWS,Azure,OCI周りの知識を習得する必要がありました。私自身、知識習得という面で一番効率よく、又、証明にもなるものが「資格取得」だと考えています。電通総研ではAWSの資格取得について、受験費用負担という制度があり(2025/06現在)、私もこの制度を使って現在資格を取得中です。現在、私はアソシエイトレベル3つ、プロフェッショナルレベル1つ、スペシャリティレベル2つの資格を保有しており、最終的にはAWS領域で全て(12個)の資格を取得する目標を立てています。部の中には全て取得している方が2名在籍されている他、部のメンバー全員が資格取得に向けて積極的に取り組んでおり、切磋琢磨できる環境が整っています。
また、情報収集といったところで各ベンダーのイベントの参加も積極的に参加しており、参加できる環境にもあります。自分自身、配属後、たくさんのイベントに参加させてもらっているのですが、特に2024年12月にはAWS reInventというAWSがラスベガスで開催する世界最大のイベントに参加しました。こちらのイベントに参加し、現在のクラウド全般のトレンドや技術知識取得はもちろんのこと、現地で日本のクラウドを扱うエンジニアにもお会いすることができ、たくさんの刺激を受けました。(AWS reInventではすべてスケールが大きくて驚きました。最終日のrePlayというお祭りでは、世界的に有名なDJであるZEDDが登場し場を盛り上げていました。)
毎日刺激を受けながら、日々成長している実感があり、クラウド領域に当初から興味のあった私にとっては、とても有意義な毎日を送っています。
私と一緒にAWS reInventをまわった宮崎君が電通総研テックブログを書いてますのでよろしければぜひご参考に。
👉 AWS reInventの雰囲気
担当案件とやりがいについて
私の担当ソリューションは 「クラウドHPC」 という領域です。配属当初は、CAEの検証環境を構築し、受け渡す「構築業務」を担当していました。 CAEに関わる ライセンスサーバ と 計算マシン の関係性を、実際に手を動かしながら学ぶことで理解が深まりました。最近では構築業務だけでなく、設計業務の一部 も任されるようになり、実際に本番環境で稼働している システム構成の作成 を担当しました。 スケジュール通りに環境を顧客に引き渡せたことは、何より顧客の役に立ててうれしいですし、自信につながりました。
私のこの仕事に対するやりがいは、現在もしくは将来的に世の中で走る車の設計部分で自分の手掛けた環境が何らかの形でかかわっているという部分です。これまで電通総研に入社して、多くの関連知識を勉強させてもらいましたが、これからもさらに知識を習得し、多くのお客様の支援を担当したいと思っています。
電通総研の強み
最後に入社して3年目社員からみた電通総研の強みについて紹介します。電通総研の強みはたくさんあると思いますが私が強く感じる部分は「個々人に合った裁量のある仕事ができる」ことだと思います。案件の規模も大小様々あるので自分のレベルに応じた仕事内容を上司からアサインしてもらえています。一歩一歩、できることを増やしていき、最終的に多くのことをできるようにすることは、成長という側面において、一番理想的な方法だと考えています。
さいごに
今回は新入社員・就活生向けに社内学習環境と担当案件、電通総研の強みについてお伝えしました。私自身3年目という身なので電通総研の魅力を伝えきれていないかもしれないのですが、参考にしてもらえれば幸いです。
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電通総研 新卒採用サイト執筆:@takeda.taiki、レビュー:@nakamura.toshihiro
(Shodoで執筆されました)